こども食堂 全国10,000箇所超に 鹿児島県は人口比で全国8位の数に
12月11日、今年の全国こども食堂箇所数調査の発表があり、鹿児島県内にはこども食堂が196箇所あり、人口100,000人あたりで12.43箇所と全国で8番目に多いことがわかりました。(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ調べ)
2024年9月時点で鹿児島県内の小学校数に基づく校区充足率は30.06%で全国31位でした。昨年度は全国39位だったので、全国でこども食堂が増えていく中、鹿児島はとりわけここ数年で勢いを増していると受け止めています。
その要因として、鹿児島市はもちろん、県内各地で、地元の企業や団体・個人の方々が近くのこども食堂に食材提供や寄付などをしてくださって、それぞれの地域にも拠点ができつつあり、どの地域でもこども食堂が立ち上げやすく、続けやすい状態に近づいているからだと思っています。
また、学校や地域の子供に関わる方々が、こども食堂への理解を深め、こども食堂に子供が足を運べるように情報提供をしていただいているおかげだと思っています。^_^わひお
ただ、運営者の負担は厳しいものがあり、物価高騰の煽りを受けて、こども食堂運営者自身がガソリン代や時間を負担して、遠くまで安いところを探して、食材を買ったり、ときには自分のお金も使いながら、何とか地域の子供たちが喜んでくれるように、歯を食いしばって運営を続けているのが現状です。
県民の皆様におかれましては、こども食堂が子供にとって身近な場所になりつつある動きをご理解・応援いただき、できることで何か参加していただけますように改めてお願い申し上げます。もし身近につながりを求める子どもやご家庭の方がいらっしゃいましたら、近くのこども食堂にお誘いください。
たくしてにも、いつでもご連絡お待ち申し上げています。
2024年12月12日
特定非営利活動法人 かごしまこども食堂支援センターたくして理事長園田愛美